3Dロボットレーザー溶接機は、3次元ロボット動作と集束ビームレーザー溶接を組み合わせた装置です。ロボットアームがX・Y・Z軸にわたりレーザーヘッドを高精度に位置決めし、集束されたレーザービームが金属を溶融・接合します。熱影響部は厳密に制御され、最小限に抑えられます。
ロボットが3次元空間を自由に動作するため、固定軸設備では対応できない複雑な3次元形状の溶接が可能です。これは、複雑な形状を有する部品を扱う自動車、航空宇宙、エレクトロニクス製造において一般的な要件です。
MIG+レーザー溶接ツールの併用
ツールヘッドはMIG溶接とレーザー溶接を切り替え可能で、オプションのポジショナーやレールシステムにより、大型ワークや複数の溶接ステーションへの対応範囲を拡張できます。
レーザー溶接を選ぶ理由
レーザー溶接は高速かつ低入熱で、ひずみや熱損傷を抑えながら、後処理の少ない清潔で安定した溶接品質を実現します。一度プログラムすれば、溶接タスク間の切替も迅速で、生産ロット間の段取り時間を短縮し、オペレーターは遠隔でプロセスを監視できます。
代表的な用途
認定溶接工の不足に直面する工場や、作業者ごとに手溶接品質がばらつく反復継手形状の生産ライン向け。
- 構造用梁・柱のサブアセンブリ溶接
- 造船所のブロック・パネル接合
- 重機フレーム・シャーシ溶接
- 安定した溶接品質が求められる反復バッチ生産
